【遊戯王マスターデュエル】D-HEROデッキ解説《エド・フェニックス》
こんにちは。ハズクです。
今回はマスターデュエルで遊べるD-HEROについて解説したいと思います。
D-HEROの使用者エド・フェニックスのセリフなども載せているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
テーマの特徴
D-HEROは遊戯王GXにて、エド・フェニックスが使用したテーマです。
HEROの名を冠しているためサポートが豊富で展開力が高く、ドロー、打点強化、デッキ融合などにより、持続力が高い攻め重視のテーマです。
また、D-HEROドミネイトガイによりデッキとしての持久力もあるため、殴り合いに持ち込めるとかなり有利に戦えます。
相手の攻撃を受けて、殴り返すというデッキなので、正々堂々としたイメージがあるため、「相手の展開を妨害したい！」といった方は向いていないかもしれません。
マスターデュエルにデストロイフェニックスガイが実装されると私は引退します。
カード解説
上で、D-HEROは展開力が高く、ドロー、打点強化、デッキ融合などにより、持続力が高い攻め重視のテーマだと解説しました。
D-HEROを回す上で必ず覚えることは、自分のターンで数えた時、1ターン目はD-HEROドミネイトガイを目指し、2ターン目はD-HERO Bloo-Dを目指すということです。
D-HEROドミネイトガイ
【戦士族/融合/効果】「D-HERO」モンスター×３
このカード名の①②③の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：自分メインフェイズに発動できる。自分または相手のデッキの上からカードを５枚確認し、好きな順番でデッキの上に戻す。
②：このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。自分はデッキから１枚ドローする。
③：融合召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地のレベル９以下の「D-HERO」モンスター３体を対象として発動できる（同名カードは１枚まで）。そのモンスターを特殊召喚する。
D-HERO ドミネイトガイにはデッキの上5枚の順番を操作できる効果があり、次のターンのドローするカードを確定させることができます。
また、破壊された時に墓地のD-HEROを3体蘇生でき、次のターンにD-HERO Bloo-Dや融合の素材を用意できます。
蘇生するのはD-HERO3体でなければならないため、メインモンスターゾーンに空きが3体分ない場合や墓地の蘇生できるD-HEROが2体以外の場合は発動出来ないので注意が必要です。
【戦士族/特殊召喚/効果】
このカードは通常召喚できない。自分フィールドのモンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。①このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手フィールドの表側表示モンスターの効果は無効化される。
②1ターンに一度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。その相手モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する（1体のみ装備可能）。
③このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力の半分だけアップする。
D-HERO Bloo-Dは相手モンスターの効果を無効化し、装備する効果を持っています。
対象耐性や破壊耐性を無効化し、装備することで処理することができるため、効果を受けないモンスター以外はすべて突破することができます。
また、D-フォースを発動すると、Bloo-Dがお互いの墓地のモンスター×100攻撃力アップすることができるため、効果を受けないモンスターを上から殴り勝つことができます。
D-フォース
①このカードの発動時の効果処理として、自分のデッキ・墓地から「D-HERO Bloo-D」1体を選んで手札に加えることができる。
②自分フィールドに「D-HERO Bloo-D」が存在する限り、以下の効果を適用する。
●自分はドローフェイズにドローできない。
●自分フィールドのカードは相手の効果の対象にならない。
●自分フィールドの「D-HERO Bloo-D」は、攻撃力がお互いの墓地のモンスターの数×100アップし、相手の効果では破壊されず、1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
D-HERO Bloo-Dに対象耐性と破壊耐性、攻撃力を上昇させ2回攻撃を付与します。
対象耐性はBloo-Dだけでなく、D-フォース自身も付与されるので非常に強力です。
このようにD-HEROドミネイトガイは耐久に優れ、D-HERO Bloo-Dは攻撃に優れています。
ドミネイトガイで耐え、Bloo-Dで攻めることを覚えれば、D-HEROを扱いやすくなると思います。
以下は、この2枚以外の重要なカードを紹介します。
メインモンスター
V・HEROヴァイオン
【戦士族/効果】
「V・HEROヴァイオン」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「HERO」モンスターを墓地へ送る。
②1ターンに1度、自分の墓地から「HERO」モンスター1体を除外して発動できる。デッキから「融合」1枚を手札に加える。
V・HEROヴァイオンは、墓地肥やしと融合のサーチを行う超優秀なカードです。
E・HEROシャドーミストを墓地へ送れば、ヴァイオン1枚でHEROモンスターと融合をサーチできるため、HEROならほぼ必ず採用されるカードです。
D-HERO以外を入れたくなかったのですが、流石にV・HEROヴァイオンを入れない選択を取れませんでした.....。
D-HEROドリルガイ
【戦士族/効果】
「D-HEROドリルガイ」の①の効果は1ターンに一度しか使用できない。
①このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ「D-HERO」モンスター1体を手札から特殊召喚する。
②このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
手札からD-HEROを特殊召喚する効果を持ったモンスターです。
このカードとD-HEROが手札にあれば捕食植物ヴェルデ・アナコンダをリンク召喚できるため、重要なカードです。
【戦士族/効果】
①：１ターンに１度、自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの一番上のカードをめくり、それが通常魔法カードだった場合、そのカードを墓地へ送る。違った場合、そのカードをデッキの一番下に戻す。この効果で通常魔法カードを墓地へ送った場合、次の自分ターンのメインフェイズに墓地のその通常魔法カードの発動時の効果を発動できる。
D-HERO ダイヤモンドガイは、デッキトップをめくり、めくったカードが通常魔法カードであれば、次のターンに効果を発動することができます。
この効果で適用する魔法カードの効果は、次のターンのメインフェイズならばいつでも発動することができ、発動コストを払う必要がないので非常に強力です。
また、墓地に送り蘇生すればまた効果を使用できるため、X・HEROクロスガイなどで使いまわすことができます。
【戦士族/効果】
①モンスターが戦闘を行うダメージ計算時にこのカードを手札から捨てて発動できる。その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは０になり、お互いのプレイヤーは1000ダメージを受ける。
②墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「D-HERO」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力は次の相手ターン終了時まで1000アップする。
D-HEROダイナマイトガイは手札から捨てることで戦闘ダメージを0にし、お互いに1000ダメージを与えるカードです。
①の効果はモンスター同士の戦闘だけでなく、直接攻撃のダメージも防ぐことができます。
ヌメロンやワイトなどからのワンキルを防いだり、相手のライフが1000以下の場合だとトドメにも使える優秀なカードです。
筆者自身もこの効果に救われる場面が多くありました。
②の効果は主に融合モンスターのD-HEROディストピアガイの効果を使うために発動することが多いです。
【戦士族/効果】
「幽獄の時計塔」の効果で特殊召喚した場合、自分フィールド上の「D-HERO」と名のついたモンスター以外の自分のモンスターを全て破壊する。その後、自分の墓地から「D-HERO」と名のついたモンスターを2体まで特殊召喚することができる。
このカードが特殊召喚されたターン、自分フィールド上の「D-HERO」と名のついたモンスターは破壊されず、コントローラーへの戦闘ダメージは０になる。
このカードの攻撃力・守備力は、自分フィールド上のこのカードを除く「D-HERO」と名のついたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
D-HEROドレッドガイは2つ目に書かれている効果を主に使うため、ドミネイトガイで優先的に蘇生したいモンスターです。
この効果は少し特殊で、発動する効果なのですが、チェーンを組むことができません。例えば、モンスター効果の発動を無効にするカードが相手の場にあったとしても、ドレッドガイの効果にチェーンが出来ないので無効にされません。
3つ目に書かれている効果も非常に強力で、D-HEROの攻撃力を全て足した攻守になります。
攻撃力5000を超えることも珍しくないため、使ってて楽しいカードです。
魔法
フュ―ジョン・デステニー
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①自分の手札・デッキから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、「D-HERO」モンスターを融合素材とする融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに破壊される。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は闇属性の「HERO」モンスターしか特殊召喚できない。
フュージョン・デステニーは、このカード１枚でデッキから素材を落として融合する事ができ、必要な素材を引いていなくても状況に応じて好きな融合モンスターを呼び出す事が出来ます。最強
主にD-HEROドミネイトガイやD-HEROディストピアガイを融合召喚します。
融合素材として墓地へ送る優先度が高いD-HEROは以下の通りです。
S
D-HEROディアボリックガイ
A
D-HEROディスクガイ
D-HEROドリームガイ
B
D-HEROディバインガイ
C
その他D-HEROたち
ドクターD
①自分の墓地から「D-HERO」モンスター1体を除外して発動できる。自分の墓地から「D-HERO」モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
②墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「D-HERO」モンスター2体を対象として発動できる。対象のモンスター1体の攻撃力は、もう1体のモンスターの攻撃力と同じになる。
ドクターDはD-HEROを蘇生する効果と攻撃力を同じにさせる効果があります。
①の効果は墓地のD-HEROを蘇生する効果です。
蘇生するモンスターは対象に取らずに発動できるので、墓穴の指名者やD.D.クロウをチェーンされて除外されても、別のD-HEROを蘇生することができます。
②の効果はドリルガイなどの下級モンスターの攻撃力をエースモンスターと同じ攻撃力にできるので、非常に強力です。
エクストラ
【戦士族/融合/効果】
「D-HERO」モンスター×2
「D-HEROディストピアガイ」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①このカードが特殊召喚に成功した場合、墓地のレベル4以下の「D-HERO」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
②このカードの攻撃力が元々の攻撃力と異なる場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、このカードの攻撃力は元々の数値になる。この効果は相手ターンでも発動できる。
D-HEROディストピアガイはD-HEROには珍しい相手ターンに発動できる効果を持っています。
②の効果は攻撃力を元に戻しフィールドのカードを破壊する効果です。
相手のカードを破壊する他に、融合モンスターのドミネイトガイを破壊することもでき、様々な使い道のあるカードです。
デッキレシピ
モンスター
- D-HEROディスクガイ×1
- D-HEROドリームガイ×1
- D-HEROデビルガイ×1
- D-HEROダイヤモンドガイ×1
- D-HEROダンクガイ×1
- D-HEROドリルガイ×3
- D-HEROディジションガイ×1
- D-HEROディバインガイ×1
- D-HEROドローガイ×1
- D-HEROダイナマイトガイ×1
- D-HEROディアボリックガイ×2
- D-HEROドレッドガイ×1
- D-HEROドグマガイ×1
- D-HERO Bloo-D×1
- V・HEROヴァイオン×3
- E・HEROシャドーミスト×2
魔法
- ハーピィの羽根箒×1
- 増援×1
- 融合×2
- デステニー・ドロー×3
- オーバー・デステニー×1
- フュージョン・デステニー×3
- ドクターD×3
- D-フォース×2
罠
- D-タクティクス×2
EX
- D-HEROデッドリーガイ×1
- D-HEROディストピアガイ×2
- D-HEROドミネイトガイ×2
- D-HEROダスクユートピアガイ×1
- Dragoon D-END×1
- V・HEROアドレイション×1
- V・HEROトリニティー×1
- X・HEROワンダー・ドライバー×1
- X・HEROクロスガイ×2
- X・HEROドレッドバスター×2
- 捕食植物ヴェルデ・アナコンダ×1
D-HEROを使いたかったので、混ぜ物を少なめに構築しています。
V・HEROファリス、インクリースは、D-HERO融合モンスターの素材として使いづらく、レアリティも高いため今回は不採用としました。
D-HEROに拘らないのであれば展開力は増すので採用をお薦めします。
D-HEROデビルガイ、D-HEROダンクガイを採用していますが、基本的に融合素材用です。
元々D-HEROダイヤモンドガイを3枚採用しており、ダイヤモンドガイを使うときは墓地に送り、蘇生して使うことが多いと感じたため、
「手札に来たらどのD-HEROを採用しても困るし同じじゃないか」
↓
「なら色んなD-HEROを採用したい」
となり彼らを採用しました。
D-HEROドリルガイの効果で特殊召喚できるように、攻撃力1600以下のD-HEROで探したため、D-HEROダッシュガイは採用しませんでした...。
展開について
D-HEROドミネイトガイを立てている、または攻撃力が変動しているD-HEROディストピアガイを立てていることが先行の目標です。
D-HEROドミネイトガイのみを立てる場合は、融合素材としてD-HEROドリームガイ
、D-HEROディスクガイ、D-HEROドレッドガイを選ぶのがお勧めです。
D-HEROディストピアガイを立てる場合はD-HEROダイナマイトガイを墓地に送ると攻撃力を変動させられるので、ダイナマイトガイを素材にすることをお勧めします。
展開例
●初手にV・HEROヴァイオンとD-HERO1体がいた場合
V・HEROヴァイオン
↓
E・HEROシャドーミストを墓地へ
↓
シャドーミストの効果でD-HEROディアボリックガイを手札に加える
↓
ヴァイオンの効果でシャドーミストを除外して融合を手札に加える
↓
手札のD-HERO1体とディアボリックガイを融合してD-HEROディストピアガイを融合召喚
↓
墓地のディアボリックガイの効果でデッキから同名を特殊召喚
↓
ヴァイオンとディアボリックガイで捕食植物ヴェルテ・アナコンダをリンク召喚
↓
アナコンダの効果でフュージョン・デステニーを墓地へ送り、D-HEROディスクガイ、D-HEROドレッドガイ、D-HEROダイナマイトガイを墓地へ送ってD-HEROドミネイトガイを融合召喚
↓
↓
ドミネイトガイの効果で自分のデッキの上5枚の順番を変更し、次のターンに引きたいカードを調節する。（ディスクガイの効果と次のターンのドローを考えると欲しいカードは上3枚にまとめる）
最終盤面
相性の良いカード
今回のデッキには採用しませんでしたが、D-HEROと相性の良いカードを軽く解説します。
自分だけのデッキを考えてみてください。
①V・HEROファリス、インクリース
最初の方で説明しましたが、V・HEROファリスとインクリースを採用すると、召喚権を使わずにV・HERO ヴァイオンを立てられるので、展開力が増します。また、ヴァイオンにアクセスできるカードなので、安定性も良くなります。
HERO専用装備魔法でフェイバリット・HEROがあるため、ダーク・シティや幽獄の時計塔などと一緒に採用すると相性が良いです。
③激流葬
D-HEROドミネイトガイを破壊するために使えます。また、ドレッドガイを出したターンに発動すると自分のD-HERO以外のモンスターが全て破壊されるため、相性が良いです。
アニメでのセリフ・召喚口上など
デュエル中に言うと盛り上がります。
アニメ版のセリフなので、状況に合わせて自由に変換してください。
「自分を見失うほど熱くなったら、プロでは負けだ。」
「壊れろ運命！」
「いや駄目だ...。1000倍...1000倍だ...！
人の1000倍やらなければ、僕のような凡才はデュエルで勝てない...！」
「僕はデュエリストだ。コミックスターじゃない。」
「デュエルの力を信じないなら、デュエル番組なんて止めろ！」
D-HERO ドレットガイ
「今...幽閉されていた新たなD-HEROが解き放たれる！出でよ！D-HERO ドレットガイ！！」
攻撃名：プレデター・オブ・ドレットノート
D-HERO ドグマガイ
攻撃名：デス・クロニクル
効果名：ライフ・アブソリュート
「運命を終わらせるには運命の始まりとなったこのカードが相応しい......。カモン！究極のD-HERO Bloo-D！！」
「３体のD-HEROを生贄に、いでよ！究極のダークヒーロー！Bloo-D！！」
攻撃名：クラプティー・ブラッド
効果名：ブラッディ・フィアーズ
攻撃名：アルティメット・D・バースト
破壊効果名：インビンシブル・D
蘇生効果名：リバイブ・D
まとめ
今回は、D-HEROについて解説しました。
今後も遊戯王について解説していくので、よろしくお願いします。
